朝、部屋をでた
雪がうっすら積もっていて凍りそうに寒い
しかし、寒さを我慢することで僕の右に出る者はいない(左に出る者はいるかもしれない)
耐えるコツは思い込むことだ、僕はいつも僕がペンギンであると思い込むことにしている
しかしこれをやるとペンギンのイメージに引かれてヨチヨチ歩きになってしまうため人に見られると恥ずかしい
服を脱いで体全体に墨を塗り半紙にビターンとする、そうして取った拓を市役所の人に見られるのと同じぐらい恥ずかしい
歩いて、沼につく
泥をすくい上げ顔につける
僕はドロパックを始めた
泥の中には微生物が沢山凄んでおり、ぼくの顔にも微生物や菌が住んでいるのでドロパックをするとその2陣が争いを始めた
そう、顔面戦争の勃発である
こういったことを繰り返して僕の顔に住む微生物を屈強な戦士に育てて格闘技でタイトルを取らせまくりその賞金で暮らす
それがぼくの夢です。